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2017年4月12日 (水)

スイッチング電源整備

20年以上前に買ったダイワの40Aスイッチング電源を整備しました。
他にシリーズ方式(従来のトランス式)の30A電源も2台あるのですが、効率と発熱を考えるとスイッチング方式の方が有利。
特にコンテストで24時間運用していると、シリーズ方式でファンなし電源だと、発熱のために匂いもしだすので、オールJA前に急いで整備しました。

まず、基板を外して目視で確認したところ、高圧側の平滑コンデンサーが少し膨らんでいます。
Ss4041
抵抗も高温になったのか基板が黒く変色したところが何か所が見られました。
電流が流れる部分は網銅線で補強がされており、アルインコのクソ電源 よりはキチンとした設計です。
Ss4042_2
抵抗が発熱が大きいようなので、ワット数の大きな抵抗に交換することにしました。
焦げた右側はF端子を差し込んで半田してあるのですが、半田にクラックが入っています。
よくこれで動作していたものだ。
Ss4043
膨らんだ高圧側だけでなく、他の部分の電解コンデンサーも全部交換しました。
高圧側は少し容量の大きなものに交換、他の部分は耐圧を大きなものにして、寿命を長くできる105℃のものを使用しました。
コンデンサーも抵抗も20年前よりも小さくなっているので、容量、耐圧を大きくしてもサイズは変わらない。
Ss4044Ss4045
スイッチはネオン管がダメになっていたので、同じサイズのミヤマ製のスイッチに交換です。ちなみこの電源は220Vへも切替かられるので、オリジナルではネオン管への配線はされていません。(ネオン管は100Vのため)
Ss4046
電流がそこそこ流れる部分1.25SQ〜2.0sqの配線は耐熱のMLFCという架橋ポリ被覆の線に交換しました。
13.8V/40Aが流れる部分は5.5SQが使われていたので、そのままにしてあります。
パターン面は上で書いた通りに強化されているのですが、さらに平角銅線で補強しておきました。
このSS-404ですが、ネットで調べてみると基板が大きくリアクトルが基板上にあり、放熱フィンも小さいものもあるようで、ロットによって大きく違うみたいです。(私のはたぶん初期型)
Ss4047
エージング運転中にスイッチングの周波数が気になったので測ってみた。
13.8V時無負荷で約42kHz。
Ss4048
この電源の販売時には一般的ではなかった、青色LEDに交換しました。
延命処置をしましたので当分は使えそうです。
Ss4049

ついでに電源からの配線も新調です。
5.5SQの線材に圧着しました。(本当は8SQにしたかったが会社に無かった
圧着端子には専用のカバーがあります(左側)。
圧着端子と違いホームセンターでは少数売りがない場合が多く、100個単位だとスケアごとに違うので大量に余ってしまうので個人では中々使い(買い)難い。
他にも絶縁カバー付きの圧着端子もあります。(右側)
Ss40410

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コメント

蟻んこのコンデンサー
防災拠点用のスイッチング電源
大半が膨らんでいましたね
大陸製は仕方ないのかな

私は24時間使わないので
ダイワのトランス式がスタンバっています
897付属のFP30は容量不足で勝手にQRPします

投稿: sky | 2017年4月12日 (水) 16時35分

>>skyさん

小さなスイッチング電源でしょうか?
筐体が小さいので放熱が厳しいだろうと思ったのですが防災用ですか!
固定で使うよりも稼働時間が段違いに短い筈なのにコンデンサーが膨らんだとはさすが・・・・
前の記事に書いた通り設計が?な点が沢山ありました。

それに比べてダイワは結構優秀です。
私も一台はダイワのPS-3020というトランス式をもっています。

投稿: vxt | 2017年4月12日 (水) 20時30分

蟻んこは小型ですね
防災拠点の20ワット用
基盤を見ても無理が有り過ぎ
手持ちのダイワは304Ⅱだった
稼働時間が短い‥

投稿: ja1sky | 2017年4月12日 (水) 21時58分

電源整備ご苦労様です。
私はKenproの古ーいトランス式(30年もの)を持っています。
ダイワの基板はFR4片面みたいに見えます。
スルーホールでないと弱いんでクラックが出やすいかと。フラックスのベタベタが見えるのでディップ処理かな?仕事柄つい基板処理の方へ気がいってしまいます...

投稿: acw | 2017年4月12日 (水) 22時50分

>>skyさん

PS-304ⅡとPS-3020は中身は一緒かもしれません。
シガジャックと電圧調整の位置が逆なだけです。
開けてみると放熱器はリニアアンプ用?のものを流用してあります。

投稿: vxt | 2017年4月13日 (木) 08時18分

>>acwさん

トランス自体は何十年でも持ちますからねぇ。
ガラエポだったと思います(あまり気にしていなかったので)
スルーホールではなかったので、部品は外し易かったです。手動ポンプ式の吸い取り器で一発だった。
このクラックの入った端子はコテを当てるまでもなく、引っ張ったら取れました(笑)

投稿: vxt | 2017年4月13日 (木) 08時22分

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